【Tableau】連続と不連続
連続と不連続はTableauを始めてから最初につまずきました。
わからないままにしていて、問題を解く時にその場その場で考えてやっていたのですが
DATASaberの試験の前にこのままではダメだと
いろいろな方がまとめてくださった動画、本、ブログで役に立ったことをまとめました。
連続・不連続とは
上の動物達を見てください!
連続の動物達は繋がっていて、不連続の動物達はバラバラですよね 。
つまり、連続は繫っていて、不連続は独立しているのです。
ではTableauで見てみましょう。
(連続)
月(オーダー日)連続の軸を触ってみると、全体を選択できます。連続は一つに繫っているからです。
(不連続)
月(オーダー日)連続の軸を触ってみると、○年○月一つ一つを選択できます。不連続は一つ一つが独立しているからです。
そして上で見るように
連続は緑
不連続は青
で表されています。
連続・不連続の切替え
では、データペインを見ると以下のようになっていませんか。
これを見ると、ディメンションは不連続でメジャーは連続なんだ!と思いますよね。
これは半分正解です。ディメンションは不連続で、メジャーは連続で使われることが多いからです。ここではTableauが判断して連続・不連続を振り分けてくれています。
しかし半分不正解な理由は、連続・不連続は自分で簡単に切り替えることが出来るからです。
(切り替える方法①)
データペインで右クリックしてそれぞれ、連続(不連続)に変換をクリックします。
↓
オーダー日を見るとディメンションの中でも緑に、割引率はメジャーの中でも青になっています。
(切り替える方法②)
シェルフに入れてからも右クリックで切り替えることが出来ます。
(切り替える方法③)
ビューを作る際、ディメンション*をcommandキーを押しながらドラッグ&ドロップします。すると下のような画面が出てきて、連続・不連続を選択することができます。
*メジャーをcommandキーを押しながらドラッグ&ドロップすると集計・非集計を選択することができます。
どんな時に連続・不連続を使い分けるか
連続
数値、日付を扱う時
赤い丸の部分に注目してください。連続の数量は軸として使われています。
つまり数字の順番が決まっているような時は連続として使われます。
不連続
数値、日付、文字列を扱う時
赤い丸の部分に注目して下さい。不連続の数量はヘッダーとして使われています。
それぞれが独立してデータを示す時には不連続として使われます。
連続・不連続と並び替え
並び替えにおける連続・不連続の違いを見てみましょう!
(連続)
(不連続)
連続は並び替えすることができません、不連続は並び替えすることができます。
連続は一つに繫っているため、並び替えをするということはありえないのです。
不連続は独立しているそれぞれを並び替えることができます。上の図でいうと、売上高い月順に並び替えていることになります。
連続・不連続とリファレンスライン
(連続)
→ (不連続)
連続はリファレンスラインを追加することができますが、不連続はリファレンスラインを追加することができません。
不連続はヘッダーなので、ヘッダーにリファレンスラインを入れるということはありませんよね。
連続・不連続と色
売上の大きさを色でも表現したいと思います。*
*ここでは日付ではなく売上の連続・不連続を比べています。
(連続)
(不連続)
連続ではグラデーション*で、売上が大きければ青に近く小さければオレンジに近い色になっています。
不連続では売上が単独で認識され、一つ一つに色がついています。売上の大小と色相に関連がありません。
このように数値を色で示したい場合は連続の方が良さそうですね。
下のように売上を各年で表したい時などは不連続で色をつけると良さそうです!
*連続もステップドカラーを使うことで、色を段階に分けることができます。
連続・不連続見た目の違い
(連続)
(不連続)
連続は2013年の売上が2013年と2014年の間に棒があります。
不連続は2013年の売上が2013年の真上に棒があります。
連続は軸の上に位置していて、不連続は独立しています。
まとめ
連続は緑色。
一つに繫っていて、軸になる。
数値や日付の時に使われる。
並び替えできない。
リファレンスライン追加できる。
色に入れるとグラデーションになる。
チャートは軸と軸の上に位置する。
不連続は青色。
一つ一つが独立していて、ヘッダーになる。
数値、日付、文字列の時に使われる。
並び替えできる。
リファレンスライン追加できる。
色にいれると単独の色になる。
チャートは軸の真上に位置する。