【Tableau】並び替え~ネストとは~
今日は並び替えのネストについてまとめてみます。
並び替えは軸、ヘッダー、フィールドラベルからすることができます。
(さらに詳しい説明はこちら視覚化内でのデータの並べ替え - Tableau)
(Tableauの名称ってペインやシェルフなど、いまいちわかりずらい名前が多い気がします。どこかで自分のためにもまとめようかなと思います.....)
今回はずっとわからなかったネストについて、お師匠に教えていただいたので記録しようかと思います。
↓下のテーブルの[カテゴリ]を並び替えていきます。
カテゴリを右クリック(▼をクリック)して「並び替え...」を選択します。
すると、様々な方法で並び替えをすることができます。
簡単にそれぞれ説明します。
○データソース順・・・データソース内の順序
○アルファベット順・・・(あ〜ん、A~Z、a~z)
○フィールド順・・・並べ替え順序を決定するために使用する値のフィールドを選択できる
○手動・・・自分の手で(ドラッグして)好きなように並び替えられる
○ネスト・・・並べ替え順序を決定するために使用する値のフィールドを選択できる
( 視覚化内でのデータの並べ替え - Tableau から一部引用)
これで説明できてるんじゃないかと思います。
が・・・・
待って待ってフィールドとネスト何が違うの・・・?
では、実際に並び替えてみたいと思います。
[フィールド]で並び替えします。
私はいつも左上の
並び替えアイコンで、並び替えているのと変わらないいつもの光景という感じです。
では問題のネストはどうでしょうか。
[ネスト]で並び替えします。
何も変わってないんじゃ・・・
と思いきや、消費者のところで[家具]と[家電]が逆転しています。
このテーブルの場合、ネストでは
[顧客区分]それぞれで[カテゴリ]の売上順に並んでいるのですね!
じゃあ、フィールド順は?
最初に並んでいる小規模事業者の最初の並び順に引っ張られている?
そういうわけではありません。
[顧客区分]を外した並び順と同じになります。
つまり、フィールド順は集計時の順番と同じになります。
ネスト!便利ですね〜
ネストはnestingが元になっていて
あるものの中に、それと同じ形や種類の(一回り小さい)ものが入っている状態や構造のこと/入れ子関係
とあります。
ペイン一つ一つを見たい時には良さそうです!
逆に全体感を見たい時には、フィールド順が良さそうです。
その時その時で目的に合わせて使い分けていけたらと思います!
余談ですが、軸からの並び替えではネストを自動的にしてくれて、フィールドラベルからは(規定)ネストなしで並び替えがされるそうです!
手に馴染むまで、並び替えをどんどん活用していきたいと思います!!